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ホームカミングパーティが開催されました!

2008年11月1日(土)、晴天の下、本学の大学祭が開催されました。今回は大学祭会場の一室をお借りし、一昨年度(14期)の卒業生を中心とした同窓会を開催いたしました。「卒業生が母校(ホーム)に帰ってくる」ということで、「卒業生ホームカミングパーティ」と題し、昨年9月から企画・準備をさせていただきました。

今回の企画のキッカケは本学同窓会役員の松浦先生からの「鈴鹿の同窓会で幹事をしてくれませんか?」というお誘いでした。大学祭開催中に、その会場で卒業生を集めて同窓会をするというコンセプトでした。卒業して半年、仕事にもようやく慣れはじめ、久々にみんなに会いたいという気持ちがあり快諾させていただきました。

話が決まってからは、覚えたての仕事の合間をぬって鈴鹿に打ち合わせに出向いたり、ビンゴ景品の買出しをしたり、後輩に飲食物の発注を頼んだりと、準備中はまるで大学祭実行委員の時に戻ったかのような錯覚に陥りました。パーティ前日は当直明けでそのまま鈴鹿に入り、手伝ってくれた後輩たちと明日の準備をしたのち、焼肉を食べに行ったり、深夜にスーパー銭湯に行ったりして本当に学生気分で準備を楽しみました。ちなみにその日の夜は研究室で2時間ほど仮眠しました。

幹事が1番楽しんでしまいましたが、参加してくれた皆さんはどうだったでしょうか?
今回の卒業生ホームカミングパーティは、ホテルの会場を貸しきっておこなう同窓会らしい同窓会ではありませんでした。在学中に実験やレポート作成、時には教授に怒鳴られたこともある実習室で、豪華な食事もなければ美人コンパニオンさんたちもいません。ジュースとハンバーガー、おにぎりぐらいの軽食で、「物足りないなー」と思った人もいたのではないかと思います。しかし、今回の1番の利点は在学中の思い出のつまった千代崎キャンパスの実習室のテーブルで、半年振りに同窓生と肩を並べて、学生に戻ったような気分になれたことだと思います。ホテルの会場でドレスを着た同級生に会っても懐かしい反面、何か寂しい気分になっていたかもしれません。もしかしたら何を話していいか戸惑っていたかもしれません。あの日のあの時と同じ風景で、ふと「あー、学祭終わったら次のレポートやらないとなぁ…」と思ってしまうようなシチュエーションで、同窓生たちの顔を見た時「久しぶりやなぁ!元気?」という一声から始まり、仕事の苦労話とか昔の恋愛話とか、下世話な話も、「やせた?」「太った?」などどうでもいい話もたくさんできたのではないでしょうか? 僕自身、卒業してからも変わらない皆さんの笑顔が1番嬉しかったです。僕と同じように参加してくれた皆さんが、半年振りに学生に戻って楽しんでもらたなら幸いです。(ビンゴの景品は少し大人向けに設定させてもらいましたが…) 最後になりましたが今回、卒業生ホームカミングパーティの企画・運営に際し、お世話になりました鈴鹿医療科学大学同窓会役員の方々、前日から忙しい中、お手伝いしてもらった後輩たち、そして当日、遠くから足を運んでくれた同窓生の皆さん、本当にありがとうございました。しばらく日を置いて、「同窓会」という機会でまたお会いしたいと思います。それまでどうかお元気で。
大和高田市立病院 山口長志郎(放射線技術科学科14期生)